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腎臓病療養指導士がついに開始。その概要説明と腎臓リハビリテーション指導士への期待。

慢性腎不全患者に対する運動療法の有効性が注目されており、腎臓リハビリのような言葉を聞く機会が増えてきました。

腎臓リハビリについてまとめた記事も是非読んで見てください。
physicalkun.hatenablog.com

今回は、腎臓病関連で今後、需要が高まってきそうな資格を見つけたので紹介します。

その名は、、、腎臓病療養指導士!!!


平成29年に創設され、まさに第1回目の受験者募集が行われたところです。

そんな腎臓病療養指導士の概要についてまとめてみました。

目次

学会

日本腎臓学会がメインのようですが、日本腎不全看護学会、日本栄養士会、日本腎臓病薬物療法学会と合同で創設するようですね。


日本腎臓リハビリテーション学会が入っていないのが残念ですが、今後の流れ次第ではどうなるか分からないですね。

受験資格


看護師、管理栄養士、薬剤師の資格を有し、資格取得後3年以上経過している者となっています。

実務経験


①所定の施設基準(腎臓専門医がいるなど)で、通算2年以上、かつ1000時間以上、腎臓病患者の療養指導業務に従事していること。


②自施設もしくは他施設にて、下記㋐~㋓の研修を行う。
これを証明する症例リスト各10例と各2例の症例要約を提出する必要がある。
自分の職種分野での症例リスト・要約は必要ないとのこと。

 ㋐腎臓内科医師による保存期CKD患者の外来見学
 ㋑看護師による保存期CKD患者の療養指導の見学または実施
 ㋒管理栄養士による保存期CKD患者の栄養指導の見学または実施
 ㋓薬剤師による保存期CKD患者の服薬指導の見学または実施


 ※①の条件を満たさないものは、日本腎臓学会の認定する研修施設において㋐~㋓の研修を行うことで、受験可能。

 ※慢性腎臓病療養指導看護師(旧 透析療法指導看護師)、透析看護認定看護師、腎領域の慢性疾患看護専門看護師、腎臓病病態栄養専門管理栄養士、腎臓病薬物療法専門・認定薬剤師の資格を持っている各職種は、㋐~㋓の研修は免除される。

講習会受講


腎臓病療養指導士創設に関する合同委員会主催の講習会を受講し、その受講票を提出する。


講習会は全部で3回行われたようですね。すべて東京医科歯科大学で行われたようで、合計受講者数は1203名。


講習会のタイトルが「腎臓病療養指導士 認定のための講習会」です。受講者のうち何割が受験まで行動を移すかは分かりませんが、第1回にしてはなかなかの人数が受講されたのではないでしょうか?


実際の受験者数と合格者数の推移も今後気になりますね。 

認定試験


認定試験は毎年1回。受験者の募集期間は今年は9/1~9/30で、ウェブ画面での申し込みのようです。


試験は1/28、東京で開催予定となっています。マークシートで試験時間が2時間半の予定ですね。


今年は第1回目なので、このようなタイムスケジュールでしたが、来年以降も募集のタイミングや試験の時期などは多少変動があるかもしれないので注意が必要ですね。


しかし、1~2月の試験はインフルエンザの影響もあるかもしれないので、受験生は体調管理が大変です。

腎臓リハビリテーション指導士

今回は腎臓病療養指導士を紹介しましたが、腎臓リハビリテーション指導士の名称の資格も腎臓リハビリテーション学会が創設予定となっています。


具体的な日程は決まってはいませんが、第8回日本腎臓リハビリテーション学会(2018年開催予定)の会長挨拶にて、腎臓リハビリテーション指導士についても正式に触れられています。


運動療法により保存期CKD患者の腎機能改善などのエビデンスも増えているようなので、リハビリ職の関わり方にも大きな進展を期待しています。


本日も最後までお付き合いありがとうございました。

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