きゃしゃーん理学療法士のリハメモ

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気になったことの整理

アンガーマネジメントでイライラ・ストレス軽減。自分が楽になるための発想。

本日はアンガーマネジメント(アンガーコントロール)についてまとめたいと思います。


毎日生活する中で、イライラしちゃうことって誰にでもありますよね。


仕事のこと、学校のこと、家庭のこと、、、。思い返せばたいしたことでないことにイライラしたり、思い返してもまた怒りが湧いてくることもあったり。


イライラの種類や程度は、人それぞれかもしれませんが、少しでもイライラによるストレスが少なくなるお役にこの記事がなれば嬉しいです。


私は、病院で名ばかりではありますが一応管理職についています。また、現場でも直接患者さまに接することもあります。


管理職としてのイライラもありますし、患者さまの、特に認知症など、理不尽な行動・言動によるイライラもあります。


もちろん、患者さまに対してはイライラを出さないようには注意していますし、それが病気によるものだとは理解しています。


なので、いかに自分の中でうまく処理できるか、その方法を探している中でアンガーマネジメントという考えがあることを知りました。


そもそも怒り・イライラは悪影響??


人の心理・行動特性と疾病の関連について多くの研究が行われています。心理学では、人の性格傾向をタイプA、タイプB、タイプCの3つに分類することがあり、それぞれのタイプと疾患との相関が研究されています。


まずは3つのタイプの説明を簡単にします。


タイプA:①負けず嫌い・競争心が強い
     ②せっかち・短気
     ③成功欲・出世欲が強い
     ④常に時間に追われている 
といった性格傾向がある方をタイプAと分類されます。


タイプB:①穏やか・あまり怒らない
     ②無理をしない
     ③マイペース
④ゆったりと行動する   
といった性格傾向がある方をタイプBと分類されます。


タイプC:①周囲を気遣う
     ②感情を自分の中に抑え込む
③我慢強い
     ④真面目で几帳面     
といった性格傾向がある方をタイプCと分類されます。


この中で、イライラと関連があるのは明らかにタイプAの方でしょうが、このタイプAは狭心症心筋梗塞などの心臓の病気の割合が明らかに多いそうです。


やはりイライラすると血圧が上がるような反応があるのでしょうね。私自身も、タイプAに当てはまり、できればタイプBのような穏やかな性格の方に憧れます。

アンガーマネジメントとは??


アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで始まったアンガー(イライラ、怒りの感情)をマネジメント(上手に付き合う)ための心理教育です。


人それぞれ、生活環境や仕事環境によってもいろいろな怒りの原因があると思います。


アンガーマネジメントは、幅広い分野で取り入れられてきているようです。


・人間関係でトラブルにならないように

・子育てで不必要にイライラしないために

・職場でイライラせずに効率的に仕事をするために

・学校で子どもたちの情操教育の一環として

・弁護士、医師などのストレスの高い仕事の人はストレス対策として

・経営者は、怒りにまかせた行動で信頼を失わないため、部下のマネジメントのため などなど。


さきほど私が病院で働いていることを書きましたが、やはり認知症患者などを相手にしている人や、自宅で介護している方などは少なからず、怒りを覚えることもあると思います。


そのような方にぜひ、アンガーマネジメントの発想を取り入れて、少しでもストレスが軽減してもらえたらと思います。


実際に、アンガーマネジメントを普及している日本アンガーマネジメント協会というものがありますが、その協会から講師という形で介護現場に講演をすることも増えているそうです。

具体的なアンガーマネジメントの方法


①怒りのピークは6秒間しかないことを知る


人が怒る際、イライラの感情ピークは6秒間しか続きません。6秒間経てば、徐々にイライラの感情は減っていきます。


このことを知っていれば、何か腹立たしいことがあっても、瞬間的に反応せず、6秒待てる可能性があると思います。


そうすれば、瞬間的に反応、例えば感情的に言い返したり、手がでるなど怒りが行動に移るなどの反応が少し減るかもしれません。


瞬間的に反応したことを、あとで振り返って後悔することは多くの方が経験したことがあると思います。そして、後悔すること自体がまたストレスになるという悪循環に陥りかねません。


なので、怒りのピークは6秒間しか続かない!このことを覚えておくだけでもその場の怒りをうまくやり切れるかもしれません。


②自分の許容範囲を広げる


怒るかの基準は人それぞれ。怒りには常に相手・対象が存在しますが、その相手・対象を怒るか怒らないかの判断はあなた次第なんです。


その判断は無意識にあなたの価値観に基づいて判断されています。


たとえば、あなたが部下と待ち合わせをするとします。あなたとしては、当然部下が待ち合わせの時間より早く来るべきだという価値観を持っているかもしれません。部下としては、待ち合わせの時間に間に合えば問題ないという価値観かもしれません。


怒りの原因は、その○○べきという価値観が裏切られることにあるんです。


なので、自分の○○べきという価値観に当てはめて怒るのではなく、べきの許容範囲を広げるように努力するとよいかもしれません。


そうすれば、待ち合わせの時間に間に合えば問題ないという部下の行動も許容できるかもしれませんね。


③怒る対象はあなたがコントロールできることなのか考え


例えば、認知症の方が頻繁にトイレに行きたがることがあります。病院でもしょっちゅう耳にします。


認知症による頻尿はあなたが怒ることでコントロールできることなのでしょうか?病気によるものなので、怒ったところで変化は得られませんよね。


あなた自身がどうやってもコントロールできないことに対して怒ったとしても、それは無駄なエネルギーを使っているだけということになります。


なので、あなたがコントロールできること、コントロールできないことの2つに分けて考えることで、コントロールできないことに対しては「しょうがないことなんだ」と、割り切ることで怒りを抑えることができるかもしれません。



以上、簡単に取り組める3つの方法を紹介させていただきました。


いきなり行動を変えるのは難しいことかもしれませんが、少しでもこの発想が頭の中にあれば、日々の出来事にも今までよりうまく対応できるかもしれません。


本日も最後までお付き合いありがとうございました。
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